田中 菜月

1990年生まれ岐阜市出身。アイドルオタク時代に推しメンが出ていたテレビ番組を視聴中に林業と出会う。仕事を辞めて岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、卒業後は飛騨五木株式会社に入社。現在は主に響hibi-ki編集部として活動中。

山地災害による被害を減らすために
知っておきたいこと

なぜ日本では山地災害が発生しやすいのか 日本は「災害大国」といわれ、世界の中でも災害による被害が多い国の一つです。 日本で発生する災害のうち、山地における土砂災害は、毎年、日本のどこかで発生していることから、国内に住んで […]

しいたけ農家が
森をつくったら?【前編】

何のために森づくりをするのか 山の手入れをする、森づくりをする、と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか? 薄暗い林内に太陽の光が差し込むように間伐する。そうすることで災害に強くて、水源林としての機能も高めることが […]

森林環境税は
良い税?悪い税?

住民税に上乗せされても税額は同じまま まずは仕組みから見てみましょう。 上の図のとおり、森林環境税は住民税に上乗せする形で納税者が市町村に支払うのですが、最終的に国の財源となるため、課税主体は国です。地方税ではなく、国税 […]

森と川をつまみぐい
焚ビアガーデン

夏の宵は焚火よりビアガーデン? 前回の焚火ナイトは響hibi-ki主催としては初めての開催でしたが、予想以上に産地の見える焚火を楽しんでいただけたようでほっとしています。 初出店の響hibi-ki STANDも「森のビー […]

戦争と木材

強制的に木が伐採されていた 第二次世界大戦中の日本では、国家総動員法が公布され、経済や言論などあらゆるものが国によって統制されていたことは周知のとおりです。木材もその統制下における取り締まりの対象でした。 1941年3月 […]

森で馬と
生きる人

林業と馬搬をはじめた理由 「おいしいお米が食べたい」―― 誰でも一度は思ったことがあるでしょう。手間暇かけて土鍋で炊いてみたり、高機能な炊飯器を買ってみたり、上質なお米を使ってみることもあれば、三ツ星レストランへ行くなど […]

美濃和紙めぐる
アートな旅 vol.3

和紙ソムリエがいる和紙専門店 紙すき職人・千田崇統さんの工房がある蕨生(わらび)地区を離れて、美濃市街地へ向かった。江戸時代の商人町の面影が残る「うだつの上がる町並み」は、かつて多くの和紙問屋が軒を連ねていたという。今で […]

能力者たちと魔物

森にあらわる5人の能力者 森にどんな能力者がいるかって? それは、森の中に何か・誰かがひそんでいるわけではありません。森そのものが能力者の集合体みたいなものなんです。その能力はさまざまですが、多くの人の命を支えてくれてい […]

山の中のBMXパークと
100年契約の森

子どもとつくったBMXパーク 《林業家》有限会社根尾開発代表取締役小澤建司さん BMXといえば、2008年の北京オリンピックから正式な種目に採用された自転車競技です。起伏に富んだ専用コースでスピードを競います。そして、2 […]

杣を知る

山頂書店を続ける現役林業人 神出鬼没な書店〈杣Books〉は信州のとある山頂に突如として現れる。店主の細井岳さんはこの活動を5年以上続けている。長野県内の森林組合に勤め、林業人としても働く細井さんにとって、杣Booksの […]