ヒビキツアーズ
# 27
森と川をつまみぐい
焚ビアガーデン
2022.7.15

以前も開催した響hibi-ki主催「焚火ナイト」のvol.3を、山の日である8月11日(木祝)に開催することが決まりました。夏ということで、今回は「焚ビアガーデン」と称して、夏祭り気分が楽しめる内容でお送りします。

写真:こばやし りほ/文:田中 菜月

夏の宵は焚火より
ビアガーデン?

前回の焚火ナイトは響hibi-ki主催としては初めての開催でしたが、予想以上に産地の見える焚火を楽しんでいただけたようでほっとしています。

初出店の響hibi-ki STANDも「森のビールを目当てに来ました!」と声をかけてくれるお客さんが何人かいてくださって、うれしいかぎりでした。

vol.3となる今回は夏真っ盛りで夜も暑いため、焚火の規模は小さくして、ビアガーデンをメインにした内容になります。そして、冷涼感のある「川」をテーマに鋭意準備中です。

キャンプファイヤーのごとく焚火を囲みながら、森や川の素材を食して、夏の宵を楽しみましょう。

●イベント名
焚ビアガーデン by 響hibi-ki

●テーマ
森と川をつまみぐい

●概要
日 時:2022年8月11日(木祝)18:00~21:00
参加費:無料
会 場:KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE(岐阜県各務原市)
※雨天中止

●内容
・焚火×響hibi-ki取材先の薪
・焚火マスタートーク
・鮎の塩焼き体験(30匹限定・700円/匹)
・響hibi-ki STAND出店(森のお酒など)
・飲食出店
・レコード鑑賞

●会場マップ

産地の見える焚火
vol.3は源流域から

今回は4つの焚火台を設置する予定です。

使用する薪は「源流域」をテーマに、hibi-kiの取材先から3つのエリアに絞って集めてきました。

《今回使用する薪》
●ナラ/岐阜県郡上市(長良川源流域)/郡上山里研究会

●カラマツ/長野県根羽村(矢作川源流域)/幸山明良さん

●クリ/群馬県みなかみ町(利根川源流域)/木木木林

※左から樹種/産地/生産者

そして今回も焚火の案内人を務めるのは、キャンパーに人気のアイアンキャンプギアをつくる〈flames〉の松永裕詳さんです。

松永さん自身も野営キャンパーで焚火好きということもあり、焚き付けのコツや樹種による燃え方の違いなど、焚火のあれこれについて話してもらいます。

イベント開始後、焚火ゾーンに来ていただければ、松永さんの解説や薪に火をつけていく様子を見ることができます。興味のある方はお見逃しなく!

flamesのファイヤースタンド。flames写真提供

点火後は、クリの焚火台周辺に松永さんが常駐していますので、キャンプや焚火、ギアのことについて松永さんと話してみたい方は気軽に声をかけてみてください。

串打ちもできる!
鮎の塩焼き体験

岐阜の川といえばやはり、鮎でしょう。

鮎の塩焼きを食べるだけならどこにでもありますが、串打ちや焼きを自分でやる場所はそう多くはないはず。街中となると尚更です。

鮎の塩焼きイメージ。photo by ta@keshi kimi

そこで今回は施設内のテラスにU字溝を設置し、炭火をおこして、その場で焼いて食べられるスペースを設けることにしました。焼く体験だけで良い方は、スタッフが串打ちしますのでご心配なく。

塩焼きを教えてくれるのは、岐阜大学応用生物科学部で川の生き物を研究している伊藤健吾先生です。鮎はもちろん、川の生き物の生態についての話も塩焼きしながら聞くことができますよ。

実は、伊藤先生をつないでくれたのは、響hibi-kiの経理面を普段から支えてくれている総務経理の平松さんです。大学院で二枚貝の研究をしていた平松さんの担当教官が伊藤先生だったという縁で、今回の塩焼き体験が実現しました。

予約はできませんし、数は限られますので、当日はお早めにご参加ください。

森のビールと日本酒は
響hibi-ki STANDで!

響hibi-ki 編集部が〈moriwaku cafe〉とコラボして出店する〈響hibi-ki STAND〉も要チェックです!前回は森の素材を使ったビールのみの販売でしたが、今回は日本酒のラインナップも追加しました。

《ビール》
・森の座ペールエール/アカマツ/In a daze Brewing
・森のたね/クロモジ/FUJIYAMA HUNTER’S BEER
・OCTONE ALE/こだわりの源流水(利根川)/OCTONE BREWING
・ゆ・ゾン/赤城山麓ゆず/OCTONE BREWING

写真提供:柳沢林業

《日本酒》
・山瑞(さんずい)/純米吟醸 無濾過生原酒/柳沢林業×善哉酒造
・百十郎/純米大吟醸/林本店
・樽酒/純米樽酒生酛造り/菊正宗

オリジナルタンブラー
数量限定でプレゼント

編集部撮影

焚ビアガーデンの当日、その場で響hibi-kiのSNSをフォローしてくれた方に数量限定でオリジナルタンブラーをプレゼントします。タンブラーは2種類からお好きな方を1つお選びいただけます。響hibi-kiのロゴステッカーもセットでお渡しする予定です!

白いタンブラーは春夏バージョン。編集部撮影
黒いタンブラーは秋冬バージョン。編集部撮影

タンブラーの台紙には、響hibi-kiのインスタで投稿した写真がリバーシブルで入っています。森の世界を日常で持ち歩いてみてください。

●プレゼント企画の詳細
[場所]
焚ビアガーデンの会場受付
[条件]
受付スタッフに画面を提示した状態で響hibi-kiのSNS(Facebook、Instagram、Twitter)のいずれかをフォローしてください。すでにフォローしているよ!という方は、まだフォローしていないSNSをフォローしていただけますと幸いです。
[タンブラーの種類]
ブラックとホワイトの2種類から、お好きな方を1つお選びください。

お腹を満たしたら
レコード音楽で小躍りしよう

飲食ゾーンにはテーブルとイスを、焚火ゾーンの周りにもイスをご用意していますので、ゆったりと食事をお楽しみいただけます。

かかみがはら暮らし委員会のはらだれいなさんがレコード出店。

前回に続き、レコード音楽も鑑賞できます。飲みながら食べながら小躍りしながら、ビアガーデンをエンジョイしてください!

飲食出店者の一覧は以下となります(随時変更あり)。

ドイツデリカテッセン クリンゲン
カウカウグリル
NONACA DELICA
ajara(アジャーラー)
はしもとバーガー
・響hibi-ki STAND

食やお酒に酔いしれるだけでなく、森や木にも陶酔できる境地へ、響hibi-ki編集部がお連れします。ぜひとも山の日はKPBへ遊びに来てください!

※新型コロナウイルス感染対策について
開催にあたり、参加時の手指消毒の実施・参加者同士の距離の確保を行いながらの開催に努めます。参加者の皆さまには、飲食時以外は必ずマスク着用のもとご参加いただきますようお願い申し上げます。食事中の会話はお控えください。安心して楽しんでいただけるよう、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

田中 菜月 (たなか・なつき)
1990年生まれ岐阜市出身。アイドルオタク時代に推しメンが出ていたテレビ番組を視聴中に林業と出会う。仕事を辞めて岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、卒業後は飛騨五木株式会社に入社。現在は主に響hibi-ki編集部として活動中。仕事以外ではあまり山へ行かない。