田中 菜月

1990年生まれ岐阜市出身。アイドルオタク時代に推しメンが出ていたテレビ番組を視聴中に林業と出会う。仕事を辞めて岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、卒業後は飛騨五木株式会社に入社。現在は主に響hibi-ki編集部として活動中。

森で馬と
生きる人

林業と馬搬をはじめた理由 「おいしいお米が食べたい」―― 誰でも一度は思ったことがあるでしょう。手間暇かけて土鍋で炊いてみたり、高機能な炊飯器を買ってみたり、上質なお米を使ってみることもあれば、三ツ星レストランへ行くなど […]

美濃和紙めぐる
アートな旅 vol.3

和紙ソムリエがいる和紙専門店 紙すき職人・千田崇統さんの工房がある蕨生(わらび)地区を離れて、美濃市街地へ向かった。江戸時代の商人町の面影が残る「うだつの上がる町並み」は、かつて多くの和紙問屋が軒を連ねていたという。今で […]

能力者たちと魔物

森にあらわる5人の能力者 森にどんな能力者がいるかって? それは、森の中に何か・誰かがひそんでいるわけではありません。森そのものが能力者の集合体みたいなものなんです。その能力はさまざまですが、多くの人の命を支えてくれてい […]

山の中のBMXパークと
100年契約の森

子どもとつくったBMXパーク 《林業家》有限会社根尾開発代表取締役小澤建司さん BMXといえば、2008年の北京オリンピックから正式な種目に採用された自転車競技です。起伏に富んだ専用コースでスピードを競います。そして、2 […]

杣を知る

山頂書店を続ける現役林業人 神出鬼没な書店〈杣Books〉は信州のとある山頂に突如として現れる。店主の細井岳さんはこの活動を5年以上続けている。長野県内の森林組合に勤め、林業人としても働く細井さんにとって、杣Booksの […]

美濃和紙をめぐる
アートな旅 vol.2

村をつくりたくて日本に帰ってきた 前回の記事で触れたように、千田さんはアーティスティックな和紙作品も生み出している。時代が狂いそうな不思議な出で立ちだからか、余計に彼の芸術性や思想が気になるのかもしれない。ひとまず、学生 […]

響hibi-ki 2022
林業教育革命は起こせるのか?

高校側の声から初めて気付いたこと 新年明けましておめでとうございます。 皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか?私は今年もずっと家にこもって空想の世界を漂う、かなり気の抜けたお正月でした。 さて、そうは言っても仕事のこ […]

美濃和紙をめぐる
アートな旅 vol.1

和紙そのものが作品になったらいい 現代にもサムライがいるのか?と思った読者もいるだろう。残念ながらサムライではない。TOP写真に映るのは、岐阜県美濃市で工房〈Warabi Paper Company〉を営む紙すき職人の千 […]

hibi-ki的 ぶっちゃけトーク vol.1
かつて森林組合にいた人たち

森林組合に入ったきっかけ 《座談会の参加者》Aさん:20代男性/東海在住Bさん:30代女性/関西在住Cさん:30代男性/関東在住 ーー まずは皆さんが森林組合に入った経緯を教えてください。 A:大学時代は地方創生に関わる […]

森は誰のもの?

森を持っている人を知っていますか? 今、みなさんがいるところから山は見えますか?見えない場合はこれまでに歩いた森やドライブした山々を思いうかべてみてください。 その山や森はだれのものだと思いますか?地球に住むみんな?日本 […]