両面宿儺

両面宿儺(リョウメンスクナ)のおはなし むかしむかし、ニントクテンノウのころのことじゃった。ヒダノクニのデワガヒラのやまがくずれ、ホコラがあらわれた。 そのなかにおったのは、あたまのぜんごにかおがふたつ、テアシがよっつづ […]

山形で暮らし、道(トレイル)をつくる
プロハイカー斉藤正史の場合

トレイル整備と自然に寄り添う生活で感じる森と街を行き来することの大切さ 23年前、父の死をきっかけに生まれ育った山形に戻ってきた。それは、長男であったこと、妹が高校生だったことが大きかったかもしれない。後ろ髪を引かれなが […]

菅流クッキングvol.1
香茸のばくろ飯

書を読め、厨房へ入ろう 去年の秋。シーズン佳境まで山で見かけなかった70代のキノコ名人に久しぶりにあった。聞けば体調を崩していたそうで、なかなか山に入ることができなかったのだという。落ち葉のかげで、厳しい傾斜の山肌で、昵 […]

引っ越しました
編集部の活動拠点

宿泊施設の運営も飛騨五木の家 こんにちは、響 hibi-ki編集部の田中です。前回は初取材の裏話をお届けしました。あのときは雪舞う中での取材でしたが、気づけばもう春の気配が漂う季節になりました。あっという間ですね。最近は […]

ヒマラヤスギのある青春

異国感を醸し出す並木道外来の木が地元に根付く 巨大なヒマラヤスギに覆われた「あがたの森公園」(長野県松本市)。園内には、重要文化財である旧制松本高等学校の校舎が今も残り、文化会館として市民に親しまれている。当時は珍しかっ […]

静かなる森の住人

森で暮らす一家が外の世界で見つけたもの 現代社会と距離を置いて暮らそうと思ったら、人はどこに居を構えるのか。海の近くや無人島もいいが、木々に覆われ、静かで、食べるものや飲み水に困らず、煩わしい人付き合いも限られている森は […]