hibi-ki的 がんばらなくていい移住
# 2
島根県津和野町
森深きところに文化あり
2020.12.8

都会を出て地方で暮らす。そんな生き方が当たり前になってきました。ハードルは低く、意識も気軽に、移住できる場所を編集部が探しました。そこにはどんな働き方や生き方があるのでしょうか。全国各地の人や地域を訪ね、森や自然のある暮らしを紡ぐためのヒントを探っていきます。 “移住実践編”の第2回は、山深い観光地として知られる島根県の津和野町です。

写真:西山 勲、取材先/文:田中 菜月

津和野町のオススメポイント6

津和野町での実際の暮らしや仕事、移住のあれこれを知るため、6つの視点に記事を分けて紹介していきます。気になるところから読んでみてください。

1
津和野町ってどんなところ?
2
移住者が集う「津和野ヤモリーズ」
3
これからがアツい!わさび農家
4
薪を生業にする村上さんの場合
5
移住したらこんな特典が!
6
地域おこし協力隊に入ったら?

文豪が暮らした地
変革は僻地から興る?

島根県と山口県の県境に位置する津和野町は、奥地にある人口約7000人の町です。森林や河川、星空など豊かな自然環境に加えて、森鴎外や西周などを輩出した地であり、かつての藩校や武家屋敷など伝統的建造物が佇む城下町が残った、文化的な地域でもあります。

一方で林業地としての伝統はそれほどありません。その分、しがらみや慣例はあまりないため、新規参入しやすい地域とも言えます。奈良の吉野や三重の尾鷲などで昔ながらの林業技術を身につけるのも一つですが、自分に合ったスタイルを確立するなら津和野町はおすすめです!

地域おこし協力隊
林業分野で絶賛募集中!

現在は林業分野で地域おこし協力隊(2021年度)を募集中。3年の任期を通じて“自伐型林業”の技術を習得することができます。協力隊を終えた20~40代の先輩たちの多くが津和野町で暮らしているので、困りごとがあれば助け合う、そんな関係性をつくりやすい環境です。

移住者や地元住民などの取材記事も合わせて読んでみてください。興味がわいてきたら下記の窓口に問い合わせてみたり、実際に津和野町へ行ってみるのもいいですね。まずは町と出会うところからはじめてみましょう。

津和野町の求人に興味のある方はこちらへ
https://hibi-ki.co.jp/ganbaranakuteiiiju002-006/

【町のことや移住に関する問い合わせ】
津和野町役場 つわの暮らし推進課
島根県鹿足郡津和野町日原54番地25
TEL 0856-74-0092 FAX 0856-74-0002
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田中 菜月 (たなか・なつき)
1990年生まれ岐阜市出身。アイドルオタク時代に推しメンが出ていたテレビ番組を視聴中に林業と出会う。仕事を辞めて岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、卒業後は飛騨五木株式会社に入社。現在は主に響hibi-ki編集部として活動中。仕事以外ではあまり山へ行かない。