hibi-ki的 がんばらなくていい移住
# 1
山口県阿武町
海と山で生活するまち
2020.10.14

都会を出て地方で暮らす。そんな生き方が当たり前になってきました。ハードルは低く、意識も気軽に、移住できる場所を編集部が探しました。そこにはどんな働き方や生き方があるのでしょうか。全国各地の人や地域を訪ね、森や自然のある暮らしを紡ぐためのヒントを探っていきます。 “移住実践編”の第1回は、山口県の阿武町(あぶちょう)です。

写真:西山 勲、取材先/文:田中 菜月
山口県阿武町の立地

阿武町のオススメポイント8

阿武町での実際の暮らしや仕事、移住のあれこれを知るため、8つの視点に記事を分けて紹介していきます。気になるところから読んでみてください。

1
阿武町ってどんなところ?
2
移住者に聞いてみよう!
3
地元の人にも聞いてみよう
4
阿武町長はこんな人です
5
まちづくりを推進する人
6
移住したらこんな特典が!
7
阿武町の未来予想図
8
地域おこし協力隊に入ったら?

異業種からの林業
はじめるなら阿武町へ

山口県北部に位置し、日本海と山々の雄大な自然に囲まれた人口約3200人の阿武町。森・里・海のめぐみを支えとして農林水産業が成り立ち、サップや素潜りなどのアウトドアアクティビティを楽しむ人が集います。生活の中で自然を身近に感じながら暮らしていける地域です。

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最近では行政の大きな後押しで“自伐型林業”の担い手を育てる取り組みがはじまっています。手つかずの豊富な森林資源を有効活用して、雇用を生み出し、地域内で資源やお金を循環させ、持続可能な暮らしをつくっていこうとする試みの一つでもあります。

そうした暮らしを一緒につくっていく“人”もまた、町にとっては貴重な存在。だからこそ、移住・定住者への経済的サポートが充実しています。長い目で将来を見据え、町全体が変わっていこうと確実に動き出しています。

地域おこし協力隊
林業分野で絶賛募集中!

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現在は林業分野で地域おこし協力隊を募集中です。任期終了後も町が所有する町有林をフィールドとして使うことができるため、作業地の確保を心配する必要もありません。自伐型林業について学びながら生計を立て、阿武町で腰を据えて暮らしていくには絶好の環境が整っています。

移住者や地元住民、町長などの取材記事も合わせて読んでみてください。興味がわいてきたら下記の窓口に問い合わせてみたり、実際に阿武町へ行ってみたりするのもいいですね。気づいたらもう一つの故郷になっているかもしれません。

阿武町の求人に興味のある方はこちら

【町のことや移住に関する問い合わせ】
阿武町役場 まちづくり推進課
山口県阿武郡阿武町大字奈古2636番地
TEL 08388-2-3111 FAX 08388-2-2090
machisui01@town.abu.lg.jp
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田中 菜月 (たなか・なつき)
1990年生まれ岐阜市出身。アイドルオタク時代に推しメンが出ていたテレビ番組を視聴中に林業と出会う。仕事を辞めて岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、卒業後は飛騨五木株式会社に入社。現在は主に響hibi-ki編集部として活動中。仕事以外ではあまり山へ行かない。