ヒビキツアーズ
# 24
響hibi-kiのリアルイベント
「ひビキのヒび展」を開催します!
2021.11.6

森にまつわるイベントやツアーを紹介していくこの連載。今回は、番外編として響hibi-kiが主催する初のリアルイベント「ひビキのヒび展」を紹介します。

写真:編集部/文:高岸 昌平

印刷や雑誌づくりから考える
自分の表現方法

スタートしてからもうすぐ3年目に突入する森のメディア「響 hibi-ki 」。これまでWEB上での情報発信が主体でしたが、これからはリアルな場で世界観に触れてもらえる機会を増やしていきたいと考えています。その足がかりとして、11月14日(日)に『ひビキのヒび展』を開催します。

このイベントのコンテンツは、ワークショップ・トークショー・展示会の3つ。“印刷”や“雑誌”をキーワードに、自らの手を動かしてつくる、形のあるものをつくるということを感じて、考える時間を皆さんと共有できればと思います。

スタートしてからもうすぐ3年目に突入する森のメディア「響 hibi-ki 」。これまでWEB上での情報発信が主体でしたが、これからはリアルな場で世界観に触れてもらえる機会を増やしていきたいと考えています。その足がかりとして、11月14日(日)に『ひビキのヒび展』を開催します。このイベントのコンテンツは、ワークショップ・トークショー・展示会の3つ。“印刷”や“雑誌”をキーワードに、自らの手を動かしてつくる、形のあるものをつくるということを感じて、考える時間を皆さんと共有できればと思います。

会場となる〈KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE〉
●ワークショップ「木を刷ろう」
日時:2021年11月14日(日)13:00~16:00
場所:KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE 2Fテラス(岐阜県各務原市那加雲雀町30-1)
費用:
・ノートづくり 500円
・シルクスクリーン体験 500円
(美濃和紙ポストカード3枚もしくは丸太の輪切り3枚)
※印刷するもの(Tシャツやトートバック、手ぬぐい等)は持ち込みも可能です(印刷代500円)
※当日現地で販売している響hibi-ki Tシャツ等を購入した方は無料で印刷できます。
※会場となる2Fは、外側のテラスから無料でご入場いただけます。
●スペシャルトークショー「雑誌は誰でもつくれる」
日時:2021年11月14日(日)18:30~20:00
場所:KAKAMIGAHARA STAND(岐阜県各務原市那加雲雀町10-4 )
参加費:
・オンライン視聴は無料
・現地はドリンク代500円(定員10名)
ゲスト:
・『NEUTRAL COLORS』編集長/加藤直徳氏
・『Studio Journal Knock』編集長/西山勲氏
▼参加のお申し込みはこちら
https://hibikinohibiten2021.peatix.com/
●写真展『森のキャンバスアート展』
日時:2021年11月12日(金)~24日(水)
場所:KAKAMIGAHARA STAND
※店内に展示しております。ドリンク・フードを購入の上、ご入場ください。
▼キャンバスアートの詳細はこちら
https://hibi-ki.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2646259&csid=0&sort=n

ワークショップ
「木を刷ろう」

このワークショップは、響hibi-kiのディレクターでもある雑誌「NEUTRAL COLORS」の加藤直徳さんが担当します。当日は、シルクスクリーンを使って、オリジナルのTシャツやポストカードをつくる体験ができます。

プリント素材は現地で販売していますし、お持ち込みいただいてもOKです!プリントする絵柄は、木をモチーフにしたオリジナルのものを準備中です。どんなデザインが刷れるかは、随時SNSで公開していきます!

かつて和紙問屋の倉庫として使われていた蔵をリノベーションした〈Washi-nary〉

そして、プリント素材の一つである美濃和紙ポストカードは、美濃和紙の産地・岐阜県美濃市にある和紙専門店「Washi-nary」が協賛してくれました。美濃和紙といっても今回の和紙は珍しい「ヒノキ皮入り紙」で、木を加工する際に端材として出てくるヒノキの樹皮を混ぜ合わせたものです。同店の“和紙ソムリエ”がおすすめする、独特の繊維感が特徴。シルクスクリーンと木の絵柄を組み合わせるとどんな作品ができあがるのでしょうか。実は私たちもまだ試していないので、当日刷ってみてのお楽しみです!

シルクスクリーン体験と同時に、自分で綴じるノートづくりも行います。「NEUTRAL COLORS」を印刷した際に余った紙を活用するので、かなり味わい深い一冊に仕上がること間違いなしです。この他、響hibi-ki編集部の本社・飛騨高山から持ってきた木の端材なども用意。シルクスクリーン×木のいろいろな可能性を一緒に探りましょう!

スペシャルトークショー
「誰でも雑誌はつくれる」

世界を旅してアーティストの素顔に迫る写真を撮影してきた『Studio Journal Knock』の西山勲氏を迎えて、オルタナティブなメディアづくりに取り組む森のメディア「響hibi-ki」によるトークイベントも行います。

雑誌NEUTRAL COLORS第2号
『Studio Journal Knock7』(Ephemeral Paradise)

独自の雑誌やメディアの制作に取り組んできた加藤氏と西山氏に、「自分のメディアをどうつくってきたか?」「これからの超個人的な雑誌のあり方」などについて話を聞きます。ニッチな林業の世界を取り上げるWEBマガジン「響 hibi-ki 」の、約2年の悪戦苦闘っぷりもご紹介しつつ、雑誌づくりについても参加者の皆さんと一緒に考えていきます。

《こんな方におすすめ!》
・雑誌やZINEの制作、編集に興味がある
・海外を旅するのが好き
・自分の表現方法を見つけたい
・自分でメディアをつくりたい
・誰かに知ってほしいこと、伝えたいことがある

《ゲスト紹介》

加藤 直徳
NEUTRAL COLORS{NC}ニュー・カラーは編集者、加藤直徳氏が主宰する出版社。NC magazine、ノンフィクション、絵本、写真集を発行。「NEUTRAL」「TRANSIT」「ATLANTIS」元編集長。2020年5月に雑誌NEUTRAL COLORSを創刊、現在は第3号を制作中。響 hibi-ki では、メディア全体のディレクション業務に携わる。
https://neutral-colors.com/
加藤 直徳
NEUTRAL COLORS{NC}ニュー・カラーは編集者、加藤直徳氏が主宰する出版社。NC magazine、ノンフィクション、絵本、写真集を発行。「NEUTRAL」「TRANSIT」「ATLANTIS」元編集長。2020年5月に雑誌NEUTRAL COLORSを創刊、現在は第3号を制作中。響 hibi-ki では、メディア全体のディレクション業務に携わる。
https://neutral-colors.com/

西山 勲
写真家。雑誌やWeb媒体で活躍する傍ら、世界中を旅して自らの手で取材・編集・制作・発行までを行う。世界各地で出会ったアーティストたちの日常をドキュメントしたビジュアル誌「Studio Journal knock」はこれまで7冊を発行。2021年10月に写真集「Secret Rituals」を発売。響 hibi-ki ではメインフォトグラファーとして、取材に参加している。
http://knockmag.com/
西山 勲
写真家。雑誌やWeb媒体で活躍する傍ら、世界中を旅して自らの手で取材・編集・制作・発行までを行う。世界各地で出会ったアーティストたちの日常をドキュメントしたビジュアル誌「Studio Journal knock」はこれまで7冊を発行。2021年10月に写真集「Secret Rituals」を発売。響 hibi-ki ではメインフォトグラファーとして、取材に参加している。
http://knockmag.com/

聞き手:響hibi-ki編集部

写真展
『森のキャンバスアート展』

森のキャンバスアートイメージ。

トークショーの会場となる〈KAKAMIGAHARA STAND〉では、11月12日(金)から11月24日(水)にかけて、森の写真の展示販売も行います。写真は響hibi-ki編集部とともに日本各地の取材先で西山さんが撮影したものです。写真をキャンバスにプリントしているため、絵画のような不思議な質感のある作品になっています。

トークショーの会場となる〈KAKAMIGAHARA STAND〉では、11月12日(金)から11月24日(水)にかけて、森の写真の展示販売も行います。写真は響hibi-ki編集部とともに日本各地の取材先で西山さんが撮影したものです。写真をキャンバスにプリントしているため、絵画のような不思議な質感のある作品になっています。

岐阜県飛騨市の林業現場を撮影する西山さん。

会場周辺はちょうどイチョウ並木の黄葉が見頃な時期です。ちょっと銀杏くさいかもしれませんが、黄葉を楽しむついでに『ひビキのヒび展』へぜひ遊びに来てください!

高岸 昌平 (たかぎし・しょうへい)
さいたま生まれさいたま育ち。木材業界の現場のことが知りたくて大学を休学。一人旅が好きでロードバイクひとつでどこでも旅をする。旅をする中で自然の中を走り回り、森林の魅力と現地の方々のやさしさに触れる。現在は岐阜県の森の中を開拓中。