2025年春。響hibi-kiが所属する飛騨五木グループに、7名の新メンバーが加わりました。この時期、新たな環境に飛び込む側が緊張するのはもちろんですが、受け入れる側もそわそわドキドキするものです。そんなお互いの緊張感をちょっとでもほぐせたらと、響hibi-ki企画の社内モルック大会を開きました。
中庭の入社式
入社式は4月1日(火)に行われました。今回入社したのは、本社(高山市)で施工管理チーム1名、総務経理チーム2名、岐阜店(各務原市)で設計チーム2名、遊び場チーム2名の計7名です。


編集部は普段勤務している岐阜店の入社式に参加しました。あいにくの雨模様でしたが、小雨だったため、事務所の中庭で入社式を執り行うことになりました。会場が庭だと、自然と和やかな雰囲気に包まれるので、かっちり感が苦手な筆者はいい環境だなと気に入っています。
入社式では常務からの辞令交付後、新入社員の方からそれぞれ意気込みを聞かせてもらい、先輩社員からも自己紹介を行って式は終了しました。

毎年、入社式では集合写真を撮影しているのですが、これまで撮影写真を見るたびに家族写真というか、親戚が集まったような写真だなと思っていました。ところが、今年はなんだか「会社っぽい…!」と感じたのです。人数がますます増えたからでしょうか。
そして、気付けばひと回り以上年齢が離れた社員が入ってくるようになりました。自分とは異なる時代背景で生まれ育った世代の感性にふれられるのは貴重です。そんなフレッシュな感性を活かしながら、新たなメンバーとともに「木材が当たり前にある社会」に向けて前進していくぞ、と気持ちを新たにしています。
チーム対抗の
社内モルック大会
入社式から約1週間後の4月9日(水)には、各務原市にある学びの森で、社内向けに希望者を募ってモルック大会を開きました。日頃は各メンバーが勤務する場所はバラバラで、直接会話をする機会が限られています。そこで、新入社員を含めた社内交流を深めよう、ということでモルックをすることになりました。
モルックは木の棒を投げて、木製のピンを倒していくというフィンランド発祥のアウトドアスポーツです。先に50点ピッタリに到達した人が勝利をつかみます。今でこそ認知度が上がってきた競技ですが、飛騨五木では10年近く前から飛騨の木を使ったモルックイベントなどを行い、身近に木に親しむ機会をつくれないかと模索してきた経緯があります。当日はそんな昔話もしつつ、奥深いモルックの世界を堪能してもらいました。
▼モルックとは?
響 hibi-ki | 木の棒を投げて競うスポーツゲーム「モルック」
今回は参加人数が18名だったため、くじ引きで3つのチームに分かれ、チーム対抗でゲームに挑みました。50点ぴったりのチームが出た時点で1ゲームは終了とし、3ゲーム後の合計得点で勝敗を決めます。



1ゲーム目は優勝候補のCチームが9投目で50点を先取し、続く2ゲーム目では順調に得点を重ねたBチームが一番早く50点に到達。最後の3ゲーム目では、若手中心のAチームがこの日最短の7投目で50点となり試合終了です。思いのほかハイレベル(?)な戦いとなり、想定より早くゲームが進みました。
最終結果は以下のとおり。最後に少ない手数で50点を奪取したAチームが優勝しました!
<最終結果>
第1位:Aチーム(138点)
第2位:Cチーム(128点)
第3位:Bチーム(127点)


モルックは狙い通りにピンを倒して、50点ぴったりになったときの快感がクセになります。だからこそ、じわじわと日本でも広がっているのでしょう。
夢中でゲームに興じているうちに、自然とチーム内でコミュニケーションも生まれます。モルックという媒介があるおかげで会話しやすくなるので、社内行事にはうってつけだなと改めて実感しました。

自社で運営している遊び場「森のわくわくの庭」や「遊び創造labo」では、ご入場いただいた方に無料でモルックを貸出しています。モルックをやってみたいという方は、ぜひお試し感覚で遊びに来てください!
▼モルックの利用について
遊び創造labo|公園で遊べるレンタル遊具
※1種類300円で2時間借りられるチケットもあります
ちなみに、シラカバの木を使った正規品が正式なモルックとされています。飛騨五木ではヒノキを使ったオリジナル品を使っているため、“モルック風遊具”というのが正確かもしれません。
とはいえ、樹種による違いを楽しむのも一興ではないでしょうか。シラカバとヒノキの違いを確かめてみるのもおすすめですよ!
