ヒビキツアーズ
# 1
夜空と交差する
森の映画祭2020
2020.6.15

この連載は、森や地域の体験ツアーイベントなどの開催情報、そしてhibi-ki編集部が実際に参加したレポートをお届けしています。しかし、このご時世、オンラインで楽しむことも時には重要です。今回は森を飛び出し、銀河とつながる映画イベントを紹介します。

写真・イラスト:掲載先/文:田中菜月

おうちで楽しむ
森の映画祭

毎年、開催場所とコンセプトを変えて野外での映画鑑賞イベントを行っている「夜空と交差する森の映画祭」。今は人がたくさん集まるイベントの開催が厳しいこともあり、今年の森の映画祭は“おうち”が会場です。

7月の1ヶ月間、5通の手紙を通して物語がおうちへ届けられ、その手紙と連動したさまざまなオンラインイベントが体験できます。

手紙のあらすじはこんな具合です。

「地球を離れ、惑星を旅する主人公『ぼく』。
ぼくは夜空の向こう側から、 地球の“おうち”で待つ『きみ』に手紙を送る。

手紙には、惑星で出逢った住民とのやりとりや、
惑星ならではのたべもの、
そしてそこで思い出したきみとみた映画のことが綴られる。

手紙は旅路のなか送られ、
手紙を追う形できみは1ヶ月に渡るぼくの旅を知る。」

最後の手紙を読み終えるとどんな世界が待っているのでしょうか。
とっても気になりますね。

イベントの詳細は以下をご覧ください。

●開催期間
2020年7月1日(水)〜31日(金)

●会場
おうち
※郵送物やさまざまなオンラインサービスを使用して自宅で開催。

●チケットの種類
入場券 2,800円
とくべつな入場券 12,000円(限定50枠)
※詳細・購入は以下の公式サイトから
http://forest-movie-festival.jp/

●コンテンツ
・主人公「ぼく」からのお手紙郵送5通
・“とある長編映画”3本の公式同時鑑賞会
・短編映画数十本のオンライン上映
・7月に開催される自宅で楽しめる複数のコンテンツ
※公式同時鑑賞会は、お手紙と連動した“とある長編映画”の作品を各自がディスクや配信サービスで用意し、それぞれの“おうち”から同タイミングで再生し、ハッシュタグを使ったりドレスコードをして映画を楽しむイベントです。

●主催
森の映画祭実行委員会(代表:サトウダイスケ)

●森の映画祭プロジェクト ポータルサイト
http://portal.forest-movie-festival.jp/

こんな時期だからこそ味わえるオンラインイベントです。森を自由に駆け回るように、おうちにいながら物語の世界を旅する日々を過ごしてみるのもいいですね。

※掲載情報は正確なものとなるよう努めていますが、読者の皆さま自身の判断と責任においてご利用ください。

田中 菜月 (たなか・なつき)
1990年生まれ岐阜市出身。アイドルオタク時代に推しメンが出ていたテレビ番組を視聴中に林業と出会う。仕事を辞めて岐阜県立森林文化アカデミーへ入学し、卒業後は飛騨五木株式会社に入社。現在は主に響hibi-ki編集部として活動中。仕事以外ではあまり山へ行かない。